五條楽園 その2
当該レッドラインの街並みはその謂れを、ここまで至るところに誇示しているのもめずらしいですね。
それにしても、一体いつ頃の住居表示でせうか・・・。
色々とほっつき歩いているうちに鴨川の畔まで来たようです。
その川面近くの廃屋といってもいい建物。旅館とありますが・・・いつ頃まで営業していたのでしょうか。
かなり古いながらも各部屋にクーラーはあったみたいですね。
そして、タイル敷き装飾の建物もかなり残っています。
「孔雀」とは、嘗(かつ)ての屋号そのままかと思われますね。
この鴨川から少し入り組んだ一帯はアパートになっているところが多いようです。
鮮やかなスカイブルーといってもよいですね。煤けた橙色も淡く見えていい味を醸しだしています。
かなりの大店跡みたいです。状態もいい。
この建物の界隈は、某“任侠団体”の本部がありまして・・・しかし散策程度なら全然大丈夫です。
木のぬくもりが感じられます。